人は既存の考えを変えることは簡単ではありません。
マーケットが縮小してリピートは少なくなる中、取り組みを変えることはとても大きなものです。
現在、宝石貴金属製造卸の私たちにできることは何か。
それは信義と誠意をもって信頼関係を結びお得意様に奉仕をお約束することだと考えます。
商品を提案する営業と、材料を仕入れを行うバイヤーは担当が分かれているのが一般的です。
しかし当社ではその両方を同じスタッフが担います。
お客様の要望や気持ちを最も把握しているのは担当スタッフです。
その担当スタッフ本人が直接仕入れを行い、その目で納得できる材料を厳選してこそ 本当にご満足いただける商品を提供できるのではないかという理由からです。
実際、甲宝商会のスタッフは担当するお客様のこととなると目の色が変わります。
新しい商品の企画開発のためにデザイナー・職人と納得できるまで擦り合わせを行い、インドとの材料確保や交渉から工場への加工依頼、品質の確認まで。
一人ひとり「信義と誠意をもってお得意様に奉仕する」ということを肝に銘じているからこそ前向きな行動が生まれるのでしょう。
私は経営者としてこのことを誇りに思います。
創業39年コツコツと積み上げてきた信頼と実績は私たちの財産です。
私たちの「変化を恐れない取り組み」を国内外へこれまで以上に広めていくことを目指します。
もちろん、この安定感に胡坐をかくつもりは更々ありません。
しかし、どんなに業績が大きくなっても「お得意様との繋がり」は今のまま大事にしていきたいと考えます。
私は山梨甲府の地場産業が盛り上がることを願っています。
お客様には想像以上のご満足をお届けできるよう、同業他社様が考え付かない次代を担うスタイル作りを全社員一丸となって取り組んで参ります。
これからも甲宝商会をどうぞ宜しくお願い致します。